日本記録名
日本で初めての家庭用インバーターエアコン
日本記録保持者名
東芝製RAS-225PKHV
日本記録数値
1982年
日本記録名(英語)
First home inverter air conditioner in Japan
日本記録保持者名(英語)
RAS-225PKHV
1981年に東芝が開発し、1982年に発売した「RAS-225PKHV」は、世界初であり、もちろん日本初の家庭用インバーターエアコンである。それまでのエアコンは、コンプレッサーを一定の速度でON/OFFさせる制御しかできず、消費電力が大きく、室温の変化も激しいという欠点があった。東芝は、モーターの回転数を自在に制御する「インバーter」技術をエアコンに搭載することに成功。これにより、きめ細かな温度制御と大幅な省エネルギー性能を両立させた。オイルショックを背景とした省エネ意識の高まりの中で登場したこの製品は、エアコンの常識を覆し、現在では世界中のエアコンの標準技術となっている、まさに革命的な発明であった。