日本記録名
日本で初めての乳酸菌飲料
日本記録保持者名
カルピス
日本記録数値
1919年
日本記録名(英語)
First lactic acid bacterium drink in Japan
日本記録保持者名(英語)
Calpis
1919年(大正8年)7月7日に発売された「カルピス」は、創業者である三島海雲が内モンゴルで体験した酸っぱい乳の味から着想を得て開発された、日本初の乳酸菌飲料である。国産の生乳を原料に、独自の「カルピス菌」(乳酸菌と酵母)で発酵させて作られるこの飲料は、水で薄めて飲むというスタイルと、甘酸っぱく爽やかな味わいで、たちまち人気を博した。「初恋の味」というキャッチフレーズでも知られ、発売から100年以上にわたり、世代を超えて愛され続けている国民的飲料である。日本の飲料史において、健康とおいしさを両立させた画期的な商品として、その地位を不動のものとしている。