日本記録名
日本初の国産カレー粉
日本記録保持者名
蜂カレー
日本記録数値
1905年
日本記録名(英語)
First domestically produced curry powder in Japan
日本記録保持者名(英語)
bee curry
1905年(明治38年)、大阪の薬種問屋であった今村弥兵衛(後のハチ食品創業者)は、ウコンなど20種類以上のスパイスを独自に調合し、日本初の国産カレー粉「蜂カレー」を開発した。当時、カレー粉は高価な輸入品しかなく、一般家庭には馴染みの薄いものであった。弥兵衛は、これを日本の家庭でも手軽に味わえるようにしたいと研究を重ね、日本人の味覚に合うカレー粉を完成させた。この「蜂カレー」の誕生が、日本の国民食ともいえるカレーライスの普及に大きく貢献し、日本の食文化に新たな一ページを刻むことになったのである。