日本記録名
日本で初めて「しゃぶしゃぶ」の名前を考案した店
日本記録保持者名
スエヒロ
日本記録数値
1952年
日本記録名(英語)
First store in Japan to devise the name "Shabu-shabu" in Japan
日本記録保持者名(英語)
Suehiro
今や日本を代表する肉料理の一つである「しゃぶしゃぶ」は、その料理自体は古くから存在したが、このユニークな名称は、1952年に大阪の永楽町スエヒロ本店(現・永楽町スエヒロ本店)が考案したのが日本初である。当時の店主であった三宅忠一氏が、従業員がおしぼりを熱湯の中でゆすぐ「ジャブジャブ」という音から着想を得て、「しゃぶしゃぶ」と名付けたとされている。この語感の良い名前と、薄切りの牛肉を熱いだし汁にさっとくぐらせて食べるという洗練されたスタイルが人気を博し、瞬く間に全国へと広まっていった。料理の魅力を最大限に引き出すネーミングの重要性を示す好例であり、日本の食文化に大きな足跡を残した店として知られている。