日本記録名
日本で初めての国産シュレッダー開発販売
日本記録保持者名
明光商会
日本記録数値
1960年
日本記録名(英語)
First domestically produced shredder developed and sold in Japan
日本記録保持者名(英語)
Meiko Shokai
1960年(昭和35年)に株式会社明光商会が開発・販売した製品は、日本初の国産シュレッダーである。当時の日本では、企業の機密情報を積極的に廃棄・処理するという概念がまだ希薄であった。明光商会は、単に製品を売るだけでなく、「企業の機密を守るためには、不要になった書類を細断処理することが不可欠である」という情報セキュリティの重要性を啓蒙することから始めた。当初はなかなか受け入れられなかったが、経済成長と共に企業の機密保持意識が高まるにつれて、シュレッダーの必要性が認識されるようになっていった。今日のオフィスに当たり前のように存在するシュレッダー文化を創造し、日本の情報管理のあり方に一石を投じた、まさにパイオニア的な製品であった。