日本記録名
日本初のクリーニング業開業
日本記録保持者名
青木屋忠七
日本記録数値
1859年
日本記録名(英語)
First person to start a cleaning business in Japan
日本記録保持者名(英語)
Chushichi Aokiya
1859年(安政6年)、横浜が開港し外国人居留地が設けられると、そこで暮らす外国人たちのために様々なサービスが生まれた。その一つが、青木屋忠七によって始められた洗濯業である。彼は、外国人居留者向けに衣類の洗濯を請け負う「西洋洗濯」の営業許可を取得し、事業を開始した。これが、記録に残る日本初のクリーニング業の始まりとされる。当時の洗濯はまだ手洗いが主流であったが、外国人の需要に応える形で専門の業者が誕生したことは、日本のサービス業の近代化における初期の一例といえる。この横浜でのささやかな一歩が、現在のクリーニング業界へと続く道を開いたのである。