日本記録名
日本初の親子丼考案
日本記録保持者名
玉ひで
日本記録数値
1887年
日本記録名(英語)
First restaurant invented Oyakodon in Japan
日本記録保持者名(英語)
Tamahide
今や国民食の一つである親子丼は、1887年(明治20年)頃、東京・日本橋人形町にある軍鶏料理の老舗「玉ひで」で誕生した。これが、日本初の親子丼である。もともとは、軍鶏鍋の最後の締めに、残った割下に溶き卵を流し込み、ご飯にかけて客に出していたものであった。これがある客の目に留まり、ぜひ一品料理として出してほしいと頼まれたのがきっかけとされる。5代目店主の妻であった山田とくが、鶏肉(親)と鶏卵(子)を使うことから「親子丼」と名付け、一杯の丼物として完成させた。この一杯が、日本の丼物文化に新たな歴史を刻んだのである。