日本記録名
日本で初めて3Dプリンターを発明した人物
日本記録保持者名
小玉秀男
日本記録数値
1980年
日本記録名(英語)
First person to invent the 3D printer in Japan
日本記録保持者名(英語)
Hideo Kodama
1980年、名古屋市工業研究所に所属していた小玉秀男によって、現在の3Dプリンターの基本原理となる「光造形法」が発明された。これは、紫外線で硬化する樹脂を用い、一層ずつ立体モデルを形成していくという、当時としては非常に革新的なアイデアであった。この発明は、世界的に見ても3Dプリンター技術の先駆けであり、日本初の画期的な成果であったが、当時はその重要性が理解されず、特許が失効してしまった。しかし、ものづくりの概念を根底から変えるこの技術の源流を創出した小玉氏の功績は、日本の科学技術史において特筆すべきものである。