日本記録名
日本で初めての使い捨てカイロ
日本記録保持者名
旭化成工業「アッタカサン」
日本記録数値
1975年
日本記録名(英語)
First disposable body warmer developed in Japan
日本記録保持者名(英語)
Attakasan by Asahi Kasei Kogyo Co.
(参考情報)1975年、アメリカ陸軍が使用していたフットウォーマーを元に、旭化成工業が全国で「アッタカサン」を販売。それを原型にして、日本純水素(現:日本パイオニクス)が1978年に開発、ロッテ電子工業(後のロッテ健康産業→現在はロッテ本体に吸収合併)が「ホカロン」の商品名で使い捨てカイロを全国発売し、これがヒット商品となって一般に普及した。それぞれの発明者は、「アッタカサン」が旭化成工業の山下巌と飛高幹生、「ホカロン」が日本純水素の田浦照親と戸室美智男とされている。なお、ロッテがホカロンを最初に開発したという情報がメディアには流れているが、ロッテはあくまで販売元であり、開発元は脱酸素剤の委託先だった日本純水素である。同社はカイロの外袋を開封することで発熱が開始するタイプとし、かつ量産化のための技術開発を行った。