日本記録名
日本で初めての使い捨てカイロ
日本記録保持者名
旭化成工業「アッタカサン」
日本記録数値
1975年
日本記録名(英語)
First disposable body warmer developed in Japan
日本記録保持者名(英語)
Attakasan by Asahi Kasei Kogyo Co.
1975年、旭化成工業が「アッタカサン」の商品名で発売したものが、日本初の使い捨てカイロである。これは、米軍が使用していたフットウォーマーをヒントに、山下巌と飛高幹生が開発したものであった。鉄粉の酸化熱を利用するという原理は同じだが、誰もが手軽に使える日用品として商品化した点で画期的であった。この「アッタカサン」の登場が市場の先駆けとなり、その後、他社も追随して「ホカロン」などのヒット商品が生まれ、日本の冬の生活に欠かせないアイテムとして定着した。日本人の暮らしを温かく変えた、まさに日本初の冬の必需品なのである。