日本記録名
日本最古の地層発見
日本記録保持者名
田切美智雄
日本記録数値
2008年
日本記録名(英語)
Discoverer of the oldest strata in Japan
日本記録保持者名(英語)
Michio Tagiri
(参考情報)茨城県日立市から常陸太田市にかけての山地で、日本で最も古い約5億年前の地層(日立鉱床)が日立市郷土博物館特別専門員で茨城大学名誉教授の田切美智雄さんが最初に発見した。2014年になって、東京大学大学院工学系研究科の加藤泰浩教授、独立行政法人海洋研究開発機構海底資源研究開発センターの野崎達生研究員、鈴木勝彦上席研究員らは、レニウム-オスミウム年代決定法を用いて、日立鉱床の生成年代はカンブリア紀(4億8540万年前~5億4100万年前)であり、日本列島最古の地層であることを明らかにしました。日立市から常陸太田市にかけての山地には古生代・カンブリア紀の地層が約50平方キロにわたって広がっていることが証明されました。