日本記録名
日本で最も大きいからくり人形
日本記録保持者名
大入道
日本記録数値
9m
日本記録名(英語)
Largest karakuri doll in Japan
日本記録保持者名(英語)
Onyudo
三重県四日市市の「四日市祭」で曳き出される「大入道」は、全高9メートルにも達する、日本一の大きさを誇るからくり人形である。その起源は江戸時代後期に遡り、文化2年(1805年)に名古屋の人形師によって制作されたと伝えられている。この人形の最大の見どころは、長い首が伸び縮みし、舌を出したり目をむいたりする、迫力満点の動きである。8人もの人形師が息を合わせて操作することで、ユーモラスかつダイナミックな演技が繰り広げられる。国の重要無形民俗文化財にも指定されており、日本の伝統的な祭りとからくり文化を象徴する存在なのである。