日本記録名
日本初の国産段ボール開発
日本記録保持者名
井上貞治郎
日本記録数値
1909年
日本記録名(英語)
First person to develop domestically produced corrugated fiberboard in Japan
日本記録保持者名(英語)
Teijiro Inoue
日本の物流に革命をもたらした段ボールは、実業家・井上貞治郎の情熱によって生み出された。1909年(明治42年)、井上氏はアメリカから輸入された段ボールの見本を参考に、独力で製造機械を考案し、国産化に成功した。これが、「日本初」の国産段ボールの誕生である。彼はこの発明を事業化するために「三盛舎」を設立し、これが現在の総合包装メーカー「レンゴー株式会社」の前身となった。井上氏の先見の明と不屈の精神は、日本の包装技術の礎を築き、産業の発展に大きく貢献した。