日本記録名
日本初のサンドイッチ駅弁
日本記録保持者名
大船軒サンドイッチ
日本記録数値
1898年
日本記録名(英語)
First sandwich ekiben in Japan
日本記録保持者名(英語)
Ofuna Station
駅弁の多様な歴史の中で、洋風駅弁の先駆けとなったのが、1899年(明治32年)に神奈川県の大船駅で発売された、大船軒のサンドイッチである。これは「日本初」のサンドイッチ駅弁であり、当時としては非常にハイカラな商品であった。駅弁業者であった富岡周蔵が、知人であった黒田清隆のアドバイスを受け、鎌倉ハムの創業者に協力を仰いで商品化されたと言われている。レトロな包装紙に包まれたハムとチーズのシンプルなサンドイッチは、発売から120年以上経った今も変わらぬ製法で作られ、多くの鉄道ファンや旅行者に愛され続けている。