日本記録名
日本初の国産ルーターマシン開発
日本記録保持者名
庄田和作
日本記録数値
1947年
日本記録名(英語)
First person to develop a router machine in Japan
日本記録保持者名(英語)
Shoda Wasaku
1947年(昭和22年)、庄田鉄工所の創業者である庄田和作によって、日本初の国産ルーターマシンが開発された。戦後の混乱期に、外国製品を徹底的に研究し、日本の木材加工の実情に合わせて独自の改良を加えて完成させたものである。この高速回転で木材を自在に切削する機械の国産化は、それまで手作業に頼ることが多かった日本の木工業界に革命をもたらし、生産性を飛躍的に向上させた。この成功により、「ルータの庄田」としての名声を確立し、日本の木工機械技術の発展を牽引する存在となった。まさに日本の産業復興を支えた、日本初の重要な技術開発であった。