日本記録名
日本初のウナギの養殖
日本記録保持者名
服部倉治郎
日本記録数値
1879年
日本記録名(英語)
First person to start eel farming in Japan
日本記録保持者名(英語)
Kurajiro Hattori
日本の食文化に欠かせないウナギの安定供給を可能にしたのは、服部倉治郎による養殖技術の確立であった。彼は、1900年(明治33年)、静岡県の浜名湖が養殖に最適な場所であると確信し、大規模な養鰻池を造成。浜名湖で捕獲した天然のウナギの稚魚(クロコ)を育てるという、画期的な養殖法を事業として成功させた。これが実質的な「日本初」の大規模なウナギ養殖事業の始まりとされ、浜名湖を日本一のウナギ産地へと押し上げる礎を築いた。彼の功績は、日本の水産業の発展に大きく貢献した。