日本記録名
日本初の国立公園
日本記録保持者名
瀬戸内海国立公園、雲仙国立公園、霧島国立公園
日本記録数値
1934年3月16日
日本記録名(英語)
First national parks in Japan
日本記録保持者名(英語)
Seto Inland Sea, Unzen, Kirishima
日本の自然保護政策の歴史において、大きな転換点となったのが国立公園の指定である。1931年(昭和6年)に国立公園法が公布され、その3年後の1934年(昭和9年)3月16日、多島美を誇る「瀬戸内海」、火山景観が特徴的な「雲仙(現在の雲仙天草国立公園)」、そして雄大な自然が広がる「霧島(現在の霧島錦江湾国立公園)」の3地域が、「日本初」の国立公園として同時に指定された。これは、日本の優れた自然景観を国民の財産として保護し、後世に伝えていくという考え方が初めて法的に制度化された瞬間であり、日本の自然公園制度の礎を築いた。