日本記録名
日本最古の現存するベッド
日本記録保持者名
正倉院御物寝台(御床)
日本記録数値
756年
日本記録名(英語)
Oldest surviving bed in Japan
日本記録保持者名(英語)
Shosoin
奈良の正倉院に保管されている「御床(ごしょう)」は、聖武天皇が使用したとされる現存する日本最古のベッドである。これは奈良時代の8世紀中頃のもので、ヒノキ材で作られた簡素ながらも精巧な造りをしている。すのこ状の床板の上に、畳などの敷物を敷いて使用されたと考えられている。当時の皇族の生活様式を垣間見ることができる非常に貴重な遺物であり、天平文化の粋を今に伝えている。まさに日本一古いベッドとして、その歴史的価値は計り知れない。