東京ガス袖ケ浦LNG基地は、1973年（昭和48年）に東京電力との共同基地として操業を開始した、日本初の液化天然ガス（LNG）専用基地である。日本のエネルギー供給の多様化と安定化を目指し、クリーンエネルギーであるLNGを大規模に受け入れる拠点として誕生した。世界各国からLNGを積んだタンカーを受け入れ、首都圏のエネルギー需要を支える重要な役割を担っている。日本のエネルギー政策における画期的な施設であり、その後のLNG基地建設の先駆けとなった、まさに日本初の施設である。