日本記録名
日本で最も大きい修羅(そり)が発掘された古墳
日本記録保持者名
三ツ塚古墳
日本記録数値
全長8.8m、幅1.9m、重さ3.2トン
日本記録名(英語)
Largest shura unearthed in Japan
日本記録保持者名(英語)
Mitsuzuka burial mound
1978年、大阪府藤井寺市の三ツ塚古墳で日本考古学を揺るがす大発見があった。古墳の周濠から、古代の巨大なそりである「修羅(しゅら)」が出土したのである。中でも大きいものは全長8.8m、重さ3.2トンにも及び、これまでに発見された修羅の中で日本一の大きさを誇る。この修羅は、古墳の築造にあたり、巨大な石材を運ぶために使われたと考えられている。古代人の土木技術の高さを物語る貴重な資料であり、復元された修羅による巨石の運搬実験は、大きな話題を呼んだ。