日本記録名
日本で最も標高の低い中央分水界
日本記録保持者名
千歳空港付近
日本記録数値
42°46′20″N, 141°42′23″E
日本記録名(英語)
Lowest Central Dividing Range in Japan
日本記録保持者名(英語)
Near Chitose Airport
日本列島の背骨ともいえる中央分水界、すなわち降った雨が太平洋側と日本海側に分かれる境界線のうち、日本一標高が低い地点は、北海道の勇払平野、新千歳空港のすぐ近くに存在する。その標高はわずか13.7mである。通常、分水界は険しい山脈の尾根を通るが、この地点は広大な平野の中にあり、見た目では全く分水界とは分からない。日本山岳会の調査によって特定されたこの場所は、日本の地形の多様性と面白さを示す非常にユニークな地理的ポイントである。この日本一低い分水界は、大地のわずかな傾きが水の流れを大きく左右することを物語っている。