日本記録名
日本で初めて発掘された四隅突出型墳丘墓
日本記録保持者名
順庵原一号墓
日本記録数値
1969年
日本記録名(英語)
First excavation of a tomb with four corners protruding in Japan
日本記録保持者名(英語)
Junnanbara 1st tomb
1969年、島根県邑南町の順庵原一号墓で、日本で初めて四隅突出型墳丘墓(よすみとっしゅつがたふんきゅうぼ)の発掘調査が行われた。この墓は弥生時代後期に山陰地方を中心に築かれた特有の墓制で、方形の墳丘の四隅が角のように突き出しているのが特徴である。この発掘調査により、それまで謎に包まれていた四隅突出型墳丘墓の構造や副葬品が初めて明らかになり、弥生時代の社会構造や文化の研究に大きな進展をもたらした。まさに日本一の研究成果を上げた記念碑的な発掘調査であった。