徳島県小松島市の旗山山頂に立つ源義経の騎馬像は、高さ6.7メートルを誇る日本最大の騎馬像である。この像は、治承・寿永の乱（源平合戦）において、義経が小松島に上陸し屋島へと向かったという史実に基づき、1985年に建立された。馬にまたがり遠くを見据える義経の勇ましい姿は歴史のロマンを感じさせ、多くの観光客や歴史ファンを惹きつけている。像が立つ旗山周辺は「義経ドリームロード」として整備されており、義経ゆかりの地を巡る散策路となっている。この騎馬像は、その大きさにおいて日本一であり、小松島市のシンボルとして、また義経伝説を今に伝える貴重なモニュメントとして存在している。