日本記録名
日本で最も古い現存する跳ね上げ式可動橋
日本記録保持者名
長浜大橋
日本記録数値
1935年
日本記録名(英語)
Oldest surviving flip-up movable bridge in Japan
日本記録保持者名(英語)
Nagahama Bridge
愛媛県大洲市の肱川河口に架かる長浜大橋は、1935年に建設された日本最古の現存する道路用バスキュール式(跳ね上げ式)可動橋である。船の航行のために橋の中央部が八の字に跳ね上がる姿から、「赤橋」の愛称で親しまれている。現役の道路橋として今なお地域の生活を支え続けており、その歴史的価値と希少性から国の重要文化財に指定されている。建設から80年以上が経過した現在でも、その美しい赤いトラス構造とダイナミックな開閉風景は多くの人々を魅了し続けている。この橋は、日本に現存する最古の跳ね上げ橋として、また日本の近代橋梁史を語る上で欠かせない、まさに日本一貴重な存在である。