日本記録名
日本で最も高い津波避難タワー
日本記録保持者名
高知県黒潮町佐賀地区
日本記録数値
高さ22m
日本記録名(英語)
Tallest tsunami evacuation tower in Japan
日本記録保持者名(英語)
Kuroshio Town, Kochi Prefecture
高知県幡多郡黒潮町の佐賀地区に建設された津波避難タワーは、避難フロアの高さが22メートルあり、日本で最も高い津波避難タワーである。南海トラフ巨大地震による最大34.4メートルの津波が想定されるこの地域において、住民の命を守るための重要な施設として、2016年に完成した。収容人数は230人で、最上階には水や食料、毛布などを備蓄した倉庫も完備されており、数日間の避難生活にも対応できる設計となっている。このタワーは、来るべき大規模災害に備える日本の防災意識の高さを象徴する建造物であり、その高さにおいて日本一を誇る。住民の安全確保への強い意志が込められた、まさに地域の希望の塔である。