日本記録名
日本で最も干満差が大きい海
日本記録保持者名
有明海
日本記録数値
干満差5.7m
日本記録名(英語)
Sea with the largest tidal range in Japan
日本記録保持者名(英語)
Ariake Sea
九州4県に囲まれた有明海は、満潮時と干潮時の潮位の差(干満差)が最大で約6mにも達する、日本一干満差が大きい海である。この大きな干満差は、湾の形状や浅い水深などの地形的要因によって生み出される。潮が引くと広大な干潟が出現し、ムツゴロウやワラスボといったユニークな生き物たちのすみかとなる。この干潟は、海苔の養殖やアサリ漁など、地域の漁業を支える豊かな恵みをもたらしてきた。この日本一の干満差が育む独特の生態系と文化は、有明海沿岸の貴重な財産である。