鹿児島県熊毛郡南種子町にある種子島宇宙センターは、総面積約970万平方メートルを誇る日本最大のロケット発射場である。1969年に宇宙開発事業団（現・宇宙航空研究開発機構 JAXA）によって設立されて以来、日本の宇宙開発の拠点として重要な役割を担ってきた。大型ロケット発射場や衛星組立棟、追跡管制施設などを備え、世界で最も美しいロケット発射場とも言われている。ここから数々の人工衛星や探査機が打ち上げられ、日本の宇宙科学技術の発展に大きく貢献してきた。その広大な敷地と充実した設備は、まさに日本一の規模を誇り、日本の宇宙への夢と挑戦を支え続けている。