千葉県館山市の波左間（はさま）海中公園にある「海底神社」は、水中に鎮座する神社であり、その鳥居が設置されている水深18mは、日本で最も深い場所にある海中鳥居として知られている。この神社は、1997年に地元のダイビングサービスが航海の安全や水難事故防止を祈願して、近くの洲崎神社から分霊を受けて建立したものである。水深12mには本物の御神体を祀る社殿があり、ダイバーは水中で鳥居をくぐり、参拝することができる。この日本一深い場所にあるユニークな神社は、ダイバーたちの安全を見守る海の守護神として、また人気のダイビングスポットとして親しまれている。